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2012年09月13日

ヒューゴの不思議な発明

ヒューゴの不思議な発明

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1930年代のフランス、パリ。父を火事で失ったヒューゴは駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のねじを巻いて毎日を過ごしていた。一人ぼっちのヒューゴの唯一の友達は、亡き父が残した壊れたままの『機械人形』。その秘密を探るうちに、ヒューゴは機械人形の修理に必要な<ハート形の鍵>をもった少女イザベルと、過去の夢を捨ててしまった老人ジョルジュに出会う。そして、ヒューゴは機械人形には、それぞれの人生と世界の運命をも変えてしまう秘密のメッセージが隠されていることを知る。
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ヒューゴを通して映画創世記の時代を映す。
鍵は機械人形、これ あんまり可愛くない。
しかし、この時代、こんな仕掛け人形は画期的だろう。
映画に詳しくなくても、月の目にロケットが突き刺さってる画は、いつかどこかで見てる人が多いでしょう、「月世界旅行」。
その映画の製作者、ジョルジュ・メリエス。
機械人形は、彼が作ったもので、時代に翻弄され映画界を引退したジョルジュが手放したもの。
昔のことを忘れたいと思ってるジョルジュの冷えた心の扉を、純粋で一途な少年ヒューゴが開いていくんだ。

小さな光がポッと灯るような映画。

★★★☆☆
2011年 アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ
出演:エイサ・バターフィールド/クロエ・グレース・モレッツ/サシャ・バロン・コーエン/
http://www.hugo-movie.jp/

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