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Category: サスペンス・ミステリー

デンジャラス・ラン

デンジャラス・ラン

----------story-----
36か国で指名手配中の元CIAの腕利きエージェントであるトビン(デンゼル・ワシントン)は、南アフリカのCIAのアジトに連れてこられる。彼が身柄を拘束されるやいなや、鉄壁の守りを誇るはずの隠れ家が何者かの攻撃を受ける。アジトの管理責任者である新人のマット(ライアン・レイノルズ)は、何とかトビンを連れて敵から逃れるが……。
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元CIAが、CIAだけでなくMI-6やら他の国の汚職に関する証拠を握り逃げ回る という今までにも似たような話はあり、ストーリー自体に新鮮さはないけど、
デンゼル・ワシントンの絶対的な存在感が良かった。

ちょっと思うのは、
犯人を連れてる警官の方が、他の警官に間違って捕まっちゃうってパターン。
たいていそこで、「俺は警官だ、やつが犯人なんだ!」 って叫ぶけど、
「おとなしくしろ」とか言われて連れて行かれそうになる。
だから警官は暴れて逃げて追いかけられるはめになる。
そんなとこで暴れないで話せばわかるんじゃない? と今までは思ってた、
話をややこしくするためにわざとやってるんでしょう。
でも…話せば分かる は、外国では通用しないのかも。
逃げるのが正解か。


★★★☆☆
2012年 アメリカ
監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:デンゼル・ワシントン/ライアン・レイノルズ/ヴェラ・ファーミガ

外事警察

外事警察

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東日本大震災の混乱が続く、2011年の日本。原子力関連部品のデータが、某大学の施設から盗み出される事件が発生する。警視庁公安部外事課の住本(渡部篤郎)は、不正輸出にかかわっているとマークしていた奥田交易の社長夫人・果織(真木よう子)の経歴や行動パターンを調査。彼女を協力者として取り込む住本だったが、何者かに刺されてしまう。やがて、その襲撃が日本にひそんでいる韓国人工作員から警告であることが判明し……。
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★★★☆☆
2012年 日本
監督:堀切園健太郎
出演:渡部篤郎/キム・ガンウ/真木よう子

麒麟の翼 ~劇場版・新参者~

麒麟の翼 ★★★★☆

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腹部を刺された状態で8分間も歩き続け、東京・日本橋の麒麟(きりん)の像の下で息絶えた男性。一方、容疑者の男は逃亡中に事故に遭い、意識不明の重体となる。日本橋署の加賀恭一郎(阿部寛)は事件を捜査するにつれ、関係者の知られざる一面に近づいていく。被害者はなぜ必死で歩いたのか、はたまた加害者の恋人が彼の無罪を主張する理由とは……。
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被害者の家族は、家庭以外の被害者のことを知らない。
まっ、家族なんてそんなものでしょ。
逆になんでも知ってますよ ってな方が気持ち悪いよ。
だから気持ちのすれ違いってのもあるんだよねぇ。
父親と息子なんて、男同士だから余計あるかも。

この物語は被害者である父親と、その息子との関係が根底にある。
終盤ではこれに泣かされるよ。

思春期のちょっとした行動が、その後の人生を狂わせてしまうようなことがある。
こんな危ういこと、誰にでもあるかもしれない。
ほとんどは大事に至らなくて済む。
そんな気はなくて、でも少しだけいき過ぎてしまった。
それでも、結果招いたことの責任は負わなくちゃね。

しかし、犯人の行動はちょっとねぇ…
いきなりなるか?あんなふうに?
そこが残念。
だから、カテゴリーとしてはサスペンスよりドラマかもね。

日本橋にあんな像があるのは目に入らなかった。
もっと注意して生きなきゃ、なんて妙に思ってしまった。

★★★★☆
2012年 日本
監督:土井裕泰
出演:阿部寛/新垣結衣/中井貴一/松坂桃李

ドラゴン・タトゥーの女


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雑誌「ミレニアム」の発行責任者ミカエルは実業家の不正を暴くが、逆に名誉毀損で有罪判決を受ける。そんな中、かつての経済界の大物一族の長ヘンリックがある依頼をする。40年前に起きた、彼が最も愛情をかけていた16歳の娘ハリエットの失踪事件の謎を解く事だ。やがて彼の助手として情報収集能力に長けた天才的ハッカーの“ドラゴン・タトゥーの女”、リスベットが加わる。そして2人は、一族の忌まわしい過去を知る事になる。
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スウェーデンのベストセラー小説の映画化なんだって。
スウェーデン一の大金持ち一族の事件。
だいたい、大金持ちとか、地位のあるやつとか、悪いことやってないわけない。
絶対人に言えない悪事、ざらざらでしょ。
お金があるから好き勝手やって、変態もいるし。

事件を追うのは、ジャーナリストのミカエルと、ワケあり女の天才ハッカーリスベット。
このリスベットがドラゴン・タトゥーの女。
映画だからしょうがないと思うけど、
ミカエルとリスベットの人間像の方がクローズアップされて、
事件の方がオマケみたいな印象だよ。

リスベット役のルーニー・マーラって、
実際は可愛い感じの子。
役とはいえ、変るもんだねー。
眉毛剃って、ピアスそこらじゅうに付けて、髪もそれらしくしたら、
誰でもリスベットみたいになるのかもね。

小説とはラストが違うって、
どんなだろ、小説では。

★★★☆☆
2011年 アメリカ
監督:ディヴィット・フィンチャー
出演:ダニエル・クレイグ / ルーニー・マーラ
http://bd-dvd.sonypictures.jp/dragontattoo/site/

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